監修/中川 真

(大阪市立大学文学部教授:アジアの民族音楽専攻)

演奏/マルガサリ

ウィヤンタリ(舞踊) Wiyantari
1996年にインドネシア国立芸術大学伝統舞踊科を卒業。シスワ・アモン・ブクソ・コンクール(1996)
やジョグジャカルタ演劇フェスティヴァル(1998)などで最優秀などの賞を数多く受ける。2000年にはアクト・ コウベのメンバーとして、フランスのマルセイユなどで舞踊公演。現地のアーティストとのコラボレーションも試み、 高い評価を受ける。ジョグジャカルタの若手を代表する女性舞踊家、舞踊演出家で、現在大阪府在住。

アジアの音楽を実際に音楽演奏や舞踊、ワークショップで親しみ学べるプログラムの鑑賞会やコンサートを行っております。

学校での音楽鑑賞会やコンサートとしていかがですか。

プログラム内容等につきましては1例をあげておりますが、個々にも対応させて頂いておりますのでお問い合せください。

学校鑑賞会の基本プランとしましては、1公演,約1時間のプログラムです。

(演奏家10名、舞踊家2名) 

文部科学省による学習指導要領の改訂によって、これまでの西洋音楽一辺倒の音楽教育から脱却し、これからの青少年 に豊かな情操と新しい感性を育むために、邦楽だけではなく、アジア近隣諸国の音楽を学ぶことが推奨されています。
我が国の文化はアジアと深いつながりがあり、それを音楽や舞踊を通じて体験できることは、児童・生徒に大きな刺激を 与えます。文部科学省の改訂にもかかわらず、現場ではそれをどのように伝えたらよいのかという、大きな困惑も広がっています。
本企画は、このような潮流に対応して新たに組み立てられました。アジアの音楽を実際に音楽演奏や舞踊で紹介。
また、単に演奏するだけではなく、楽器や音楽の仕組みを説明したり、実際に児童・生徒たちに触ってもらったりと、 楽しく学べる機会を提供します。プログラムは多様です。貴校のニーズに従って、内容を構成することが可能です。
音階や音色、発声法などが西洋音楽と全く異なるので、児童、生徒は驚きと共に新しい世界を感動を持って 知り目を見張ることでしょう。

 

 

プログラム内容例

 

【演奏と舞踊】
●ジャワの伝統音楽の演奏

●ジャワの新曲演奏

 約10名の演奏家によるガムランの演奏。(西洋楽器とは異なったガムランの音色、音階、ハーモニー)
 
●ジャワの古典舞踊
●ジャワの古典舞踊2曲 女性舞踊、男性舞踊

 ガムランの演奏で、ジャワの舞踊をご覧頂きます。ジョグジャカルタの若手を代表する女性舞踊家ウィヤンタリ。
 男性舞踊は、インドネシア国立芸術大学の伝統舞踊科で研鑽し、現在もジャワの舞台でも活躍をしている、
 佐久間新による舞踊です。

【ワークショップ】
●ガムランの楽器とインドネシアの暮らしについて

 音楽と生活の関係についてていねいにお話します。 ガムラン楽器や音楽について。
 西洋楽器、日本の古典楽器との違い。音階について。
 インドネシアについて。日本と、インドネシア(ジャワ島)の 暮らしの違い。ことばについて。
◎ご希望があればスライドを上映しながらお話します。
 
●ガムランに触れてみよう・解説つき
 ガムランの特色、ガムラン楽器の種類を解説し、児童、生徒の みなさんが実際に楽器に触れ、演奏にチャレンジ。
●ジャワの古典舞踊を踊ってみよう
 ジャワ舞踊の特徴を解説し、手の動かし方、足の運び方などを 練習します。
●みんなで歌おうジャワの遊び唄
 旋律や音階の違いを解説し、インドネシアの簡単な遊び唄を ジャワ語で練習して歌います。
●ガムランで歌おう、日本のポップス
 日本のポップスをガムランの音階、旋律にアレンジして、 みんなでガムランの演奏で歌いましょう。

 

プログラム例(1時間の場合)

●ジャワの伝統音楽の演奏1曲(10分)
●ジャワの古典舞踊1曲(15分)
●ガムランに触れてみよう・解説つき(20分)
●みんなで歌おうジャワの遊び唄(10分)
●ジャワの新曲演奏(5分)
●ジャワの伝統音楽の演奏1曲(10分)
●ジャワの古典舞踊1曲(15分)
●ジャワの古典舞踊を踊ってみよう(15分)
●ガムランの楽器とインドネシアの暮らしについて(10分)
●ガムランに触れてみよう・解説つき(10分)
●ジャワの伝統音楽の演奏1曲(10分)
●ジャワの古典舞踊2曲 女性舞踊、男性舞踊(20分)
●ガムランに触れてみよう・解説つき(20分)
●ジャワの伝統音楽の演奏1曲(10分)
以上のようなプログラムを、様々に組み合わせることが可能です。
また時間も1時間〜2時間まで、組み立てることができます。
上記は演奏者10名、舞踊家1〜2名。
     
 

 

佐久間 新(舞踊) Sakuma Shin
1995年から1999年まで、インドネシア政府給費留学生としてインドネシア国立芸術大学の伝統舞踊科に留学し、 その研鑽の成果はジャワでも高く評価され、現地の様々な舞踊公演に依頼されて出演した。1998年にはプジョクスマン 舞踊劇団(ジョグジャカルタ)の沖縄公演をコーディネートして成功させる。名誉あるクラトン(王宮)の嘱託舞踊家として、 クラトソ主催公演にも多く出演。また、オリジナルな活動として、伝統的な技法を用いた創作シリーズ(クタワン形式の楽曲を使用)を 開始している。マルガ・サリのメンバーであると同時に、ジョグジャカルタのプジョクスマン舞踊劇団にも所属、 いまなおジャワの舞台にしばしば立つ、将来を嘱望される若手舞踊家である。

監修/中川 真(大阪市立大学文学部教授:アジアの民族音楽専攻)
  著書『平安京 音の宇宙』(平凡社 1992)で、サントリー学芸賞、京都音楽賞、小泉文夫音楽賞を受賞。
実験的な音楽を紹介する京都国際現代音楽フォーラムのディレクターとしての活動により、京都府文化賞を受賞。
他に『小さな音風景へ』(時事通信社 1997)、『音は風にのって』(平凡社1997)、『音楽と宇宙−民族音楽学概論』 (オボール財団 2000)などの著書がある。大阪府能勢町にて、子供オペラ「三番叟」(文化庁ふるさと創生事業) の音楽監督をつとめる。2001年8〜9月のNHKテレビ『人間講座』の講師。ベルリン自由大学客員研究員、 京都市立芸術大学音楽学部助教授を経て、大阪市立大学文学部教授。
インドネシア国立芸術大学客員教授を兼任。

演奏/マルガサリ

  大阪府北部の山間地にある寒天工場を改装したスタジオ「スペース天」を本拠地として活動するジャワ・ガムランのグループ。
猪熊弦一郎現代美術館(丸亀市)、みやこメッセ(京都市)、大阪市国際交流センター(大阪市)、ジーベックホール(神戸市)、 中丹文化会館(綾部市)、アサヒビール(東京)、文化の家(愛知県長久手町)など、各地からの演奏依頼に応じている。
2001年秋には、ザ・フェニックスホール(大阪市)、碧水ホール(滋賀県水口町)に招聘演奏する予定。野村誠、 北浦恒人のほか、エイスマ(オランダ)、マセダ(フィリピン)、フッド(アメリカ)、アスモロ(インドネシア) らが新作を寄せる。2000年より、小中学校での音楽鑑賞会を始め、大阪府豊能町東能勢小学校、能勢町歌垣小学校をはじめ、
各地で好評を博している。
 
ガムラン鑑賞会について詳しくお聞きになりたい方、問いあわせ等は、、、
 TEL:075-344-0020