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ガムランgamelanはインドネシアの民族楽器である。この楽器で演奏される音楽もまたガムランと呼ばれるが、特に伝統的な楽器のことをカラウィタンkarawitanとも言う。ガムランの語源であるガムルgamelは「手で操る」「打つ」といった意味であり、まさにガムランの多くが打楽器であることを考えれば、実に端的な命名となっている。
ガムランというコミュニティでは権力は1ケ所に集中せず、むしろ何人かのセミリーダーたちへと分散されている。そして絶えず「合議的に」曲は進行してゆくのである。総譜のように固定した楽譜を持っていなゆえに、曲はそのときのメンバーによって異なった姿を現す。
そこにガムランの醍醐味がある。
(京都国際現代音楽実行委員長:中川真)
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